片付けられない理由は、性格でもやる気でもなかった

片付け方

「片付けられない」
「やらなきゃと思うのに動けない」

そんな言葉を、これまでたくさん聞いてきました。

そして1月、Instagramに投稿を重ねる中で、
あらためて強く感じたことがあります。

それは、
片付けられない理由は、性格でも、やる気でもないということでした。

イライラしているとき、人は「よく分かっていない」

少し前まで、
私はAIに振り回されていました。

使い方は学んだはずなのに、
思った通りにいかなくなって、
「なんでやねん…」とイライラしていたんです。

でも、
AIの特徴や前提をきちんと理解していくと、
今はとても助けられています。

このとき気づいたのは、
イライラしているときは、だいたい「分かっていないもの」を相手にしている
ということでした。

分かると、落ち着く。
分かると、コントロールできる。

これは、片付けもまったく同じだと感じています。

片付けが苦手なのではなく、「扱い方を知らない」だけ

片付けが苦手だと感じている方の多くは、
知らず知らずのうちに
物に振り回されている状態になっています。

どう扱えばいいか分からないまま物が増えて、
「片付かない」
「自分はダメだ」
と、自分を責めてしまう。

でも本当は、
その人がダメなのではなくて、
「自分に合ったやり方を知らないだけ」なんですよね。

分からない状態では、
動けなくなるのは当たり前だと思います。

「捨てる」よりも大切だったこと

先日、キッチンのオンライン片付けで、こんなやりとりがありました。

「鍋敷きは、捨てようと思っているんです」

片付けたいから、
なんとなく「減らさなきゃ」と思っていたそうです。

そこで私は、
「これは、どういう時に使っていますか?」
とお聞きしました。

すると、

・お湯を沸かすとき
・ご飯を炊いた土鍋を置くとき
・同時に使う場面があること

そんなふうに、
ご自身の日常の動作を一つずつ言葉にしてくださいました。

結果として出てきた答えは、
「私の暮らしには、3つが必要」

なんとなく持っていた「5個」でもなく、
「減らせばいい」という判断でもなく、
自分で納得して決めた適正量でした。

片付けは、
捨てる力よりも、
自分の暮らしを言葉にする力が大切なのかもしれません。

ひとりだと、どうしても曖昧になる

私は運動が得意なタイプではありません。

でも、60代に向けて体力はつけたい。
今は困っていないけれど、
このままだと、この先が心配かも……

そう思って運動を始めました。

通い放題を選んだ時は、
「いつでも行ける」から後回しになり、
結局行かなくなってしまいました。

今は、
通う日を決めて、
1か月分の月謝をお支払いして、
やらざるを得ない環境”をつくっています。

片付けも同じだと思うんです。

やらなくても、今すぐ困らない。
でも、やると確実に楽になる。

だからこそ、
ひとりで頑張らなくていい方法を選んでもいい
そう思っています。

家を片付ける

分かると、暮らしは静かに動き出す

このブログを通して、
一貫して伝えたかったことがあります。

それは、

・責めなくていい
・できない理由は必ずある
・分かると、人は自然に動き出す

ということ。

片付けは、根性論ではありません。
正解を押し付けるものでもありません。

片付けられない理由をさがすところから始めればいいんです。

自分の暮らしを、
自分の言葉で理解できたとき、
暮らしはゆっくり、でも確実に回り始めます。

片付けが進まない理由が、少し言葉になったとしても、それをひとりで抱え続けるのは、やっぱりしんどいものです。

最近、
同じようなところで立ち止まっている方たちと、
考えを深めたり、ただ一緒に過ごしたりできる時間
つくれたらいいなと思うようになりました。

その想いから、
小さなオンラインの場をつくり始めました。

 同じところで立ち止まっている人たちと、時間を分かち合うということ
~話してもいいし、話さなくてもいい、オンラインカフェ~